術後の一般的な経過
手術当日は、局所麻酔が切れた後に鈍い痛みが出ることがあります。痛みは処方する鎮痛薬でコントロールできる程度のことがほとんどです。数日間は創部に軽い腫れや内出血が出る場合がありますが、多くは時間とともに落ち着いていきます。
創部はガーゼやテープで保護し、ご自宅では指示に沿ったケア(軟膏やガーゼ交換など)をお願いすることがあります。かさぶたを無理にはがしたり、創部を強くこすったりすることは避けてください。
抜糸・通院の目安
縫合を行った場合は、後日の抜糸が必要です。抜糸までの期間は部位や創部の状態により異なりますが、おおむね1週間前後が目安です。くり抜き法で縫合しなかった場合は抜糸が不要なこともあり、その場合も創部の治り具合を確認するための通院をおすすめすることがあります。
通院回数は最小限で済むよう配慮していますが、創部の状態によっては追加の処置や経過確認をご案内する場合があります。
入浴・運動・飲酒の再開目安
- シャワー:創部を濡らさない形であれば、翌日から可能なことが多いです。
- 入浴(湯船):創部が閉じるまで控えていただくことがあります。再開時期は診察時にご案内します。
- 運動:強い運動や創部に負担のかかる動作は、数日〜1週間程度控えることをおすすめしています。
- 飲酒:血行が良くなると腫れや出血の原因になるため、術後数日は控えてください。
いずれも部位・大きさ・縫合の有無によって変わります。お仕事や運動の予定がある方は、手術前にご相談いただければ、スケジュールを踏まえてご案内します。
病理検査について
摘出したできものは、必要に応じて病理組織検査(顕微鏡で組織を詳しく調べる検査)に提出します。粉瘤と見た目が似た別の疾患との鑑別や、診断の確定のために行うもので、結果は後日の診察でご説明します。検査費用は保険診療の範囲内で別途かかります。
再発を防ぐために
粉瘤の再発予防で最も重要なのは、手術の時点で袋(嚢胞)を残さず摘出することです。そのうえで、術後にできることとして以下をお伝えしています。
- 創部が治りきるまで、指示どおりのケアを続ける
- 創部やその周囲を強くこすったり、押したりしない
- 同じ場所や別の場所に新しいしこりができた場合は、早めに受診する
炎症を繰り返した粉瘤や癒着のあった粉瘤では、まれに再発することがあります。「また同じ場所が膨らんできた」と感じたら、大きくなる前にご相談ください。
こんな症状があれば早めにご連絡ください
- 創部の赤み・腫れ・痛みが日ごとに強くなる
- 膿のような分泌物が出る、強い臭いがある
- 発熱を伴う
- 出血が止まりにくい
これらは創部の感染などのサインである可能性があります。次回の予約を待たず、お電話でご相談ください。
手術方法についてはくり抜き法と切開法、受診から手術までの流れは治療の流れ・当日手術のページをご覧ください。
大阪・天六で粉瘤の手術をご検討の方、術後の経過にご不安のある方は、大阪で粉瘤の日帰り手術に対応するかもがわクリニックまでお気軽にご相談ください。
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