粉瘤(アテローマ) おでき
粉瘤(ふんりゅう)は、皮膚の下に発生する良性の腫瘍で、角質や皮脂が溜まってできる嚢胞です。皮膚の下に小さな丸いしこりができることで見つかることが多いようです。しこりは通常、ゆっくりと成長し、痛みはほとんどありませんが、感染すると赤く腫れて痛みを伴うことがあります。また、膿が出る場合もあります。
粉瘤は、皮膚の毛穴や汗腺の詰まりによって起こることが多く、皮膚の傷や摩擦やホルモンの影響などが関与することもあります。遺伝的な要素も考えられており、家族に同様の症状がある場合は、粉瘤ができやすい傾向があります。
治療法は外科的な切除が一般的です。小さな粉瘤であれば、局所麻酔を使用して簡単に取り除くことができます。感染が疑われる場合や再発を防ぐためには、嚢胞全体を取り除くことが重要です。自分で粉瘤を潰すことは避け、かもがわクリニック天六、都島駅前クリニックを受診してください。